|
PENTAX P30N
|
|
PENTAX P30Nの話しです。このカメラは、俺の中では年代的にストライクゾーンから外れている。P30/デートってのが1985年10月発売だそうです。高校三年の時だから、一番カメラに興味があった時かも知れません。ただこの時すでにαショックがあった後なので、あまり話題にもならなかったと記憶しております。マニュアル露出モードとプログラムAEの組み合わせは、ちゃちなカメラに見えたのかな?
そして今回ここに紹介するのはP30Nと言うモデルです。写真は35mmF2.8付けたところね。こいつは「絞り優先AE」と「外部ケーブルレリーズ用ソケット」が追加された派生機種で、1989年4月発売だそうです。この他にもP30Tってのがあるらしいけど省略ね。 今にして思えばお散歩カメラ的でシンプルな構造のP30シリーズです。ではあの当時どうして僕が、このカメラに興味が無かったのでしょうか?要するに頭が固かったんだね。カメラに関してこうでなきゃいけないってのが強過ぎたんですよ。あらゆる設定が手動で行われる事がそのひとつかな?意外とメカニカルシャッターにはこだわっていませんでした。 そのダメな物のひとつが↑これ。これじゃ解りにくいかも知れませんが、フィルムを装着する部分に注目です。パトローネのDXコードを読み取って、感度設定がされるわけです。高校時代から長巻きのフィルムを自分でパトローネに詰めていたので、こう言う方式は受け付けませんでした。フィルムは手巻きなのに、スローティング方式のような感じでしたね。ベロを合わせて閉めればOKってヤツね。 突起が無くてすっきりしているシャッターボタン周辺。シャッター速度は1/1000までですが、これで充分だね。状況に合わせて感度の違うフィルムを使えばいい。トライXとアクロス100が無くならなければ俺はそれで良いのだ。俺が銀塩写真をやっている時は、トライXかネオパンSSだった。要するに400か100なんですよ。 K2DMD以来久し振りに復活したメモリーロック。(AEロックの方が通りは良いけど,PENTAXはこう呼ぶ)その代わり露出補整は付いていない。どちらがいいかと言われれば困るけど、まぁ〜こいつはメモリーロックなわけです。 作例写真ってほどでは無いけど、成田空港で撮影した物です。記録用のフジのネガカラーを使用しました。レンズはsmc PENTAX M ZOOM 80mm-200mm F4.5ですね。 もう一枚。このレンズ高校時代の同級生からずっと借りっぱなしでした。次第に本人が使わない物だから、貰っちまったわけです。そして長い時を隔ててカビだらけに・・・写真レンズ工房さんのおかげで復活したわけです こんな姿ですね。小さなボディーと細いレンズのバランスはいいですよ。あの当時すでに現役でなかったK2DMD。そしてカメラに興味が薄れてきた時代に出てきたP30シリーズ。時を経てこの2台が現在の俺のお気に入りです。もちろんLXやME-SUPERが気に入らないわけじゃありません。ただ自分のストライクゾーンの、ちょっと前とちょっと後が気になるわけですね。 |
2012年3月4日(日曜日)の日記より。
|
|