K-xの話などその2

PENTAX K-xの話などその2



k-xの話の続き。K-xのレンズキッドを発注すると同時に、Amazonに注文したアクセサリーがあります。マウントアダプターKです。これはPENTAXの純正です。純正にこだわった訳ではないですけど、まだメーカーが作り続けているというので、あえて純正品を買いました。でもサードパーティー製って出ているのかな?

Sマウント(M42)→Kマウントのアダプターですね。元々PENTAXはSマウント(M42)だったので、Kマウントに変わった時から、このアダプターは売られていたのです。数年前まで1000円で売られていましたが、今は値上がりしてAmazonに2987円払いました。写真で見る通り、すごく簡素なものです。

K-xに装着した時と、そうで無い時の写真です。ごく自然ですね。僕がPENTAX ME Superを購入したのは1983年です。すでにSURPER Aが売り出されていました。だからSマウント(M42)なんてとっくに過去のものだったのです。僕にとってのPENTAXのマウント変更?はKマウント→KAマウントの事ですね。ただしこれに関しては、個人的には何とも思っていませんでしたけどね。

ただカメラ雑誌なんかでは、Sマウント(M42)→Kマウント→KAマウントって流れを、非難していました。PENTAXはしょっちゅうマウント変更するとね。

当時も何とも思っていなかった、私ですけど、いま冷静に考えてもPENTAXのマウント変更に対するフォローは誠実だとおもいます。いまだにマウントアダプターKを作り続けている訳だし、KAマウントのレンズを最新のデジイチに付けると、カメラ側で絞りの制御ができます。こういうところを見ても古いものから新しいものへの、つながりは感じられます。でも、NIKON Fマウント神話みたいなものがあるからなぁ〜

それからPENTAXには35mm版だけではなく、中版カメラがあります。35mm版一眼レフはマイナーなイメージのPENTAXですが、中版カメラはプロ御用達って感じですね。その中版カメラ用のレンズだって、アダプターで使えるからね。PENTAX67用のレンズはPENTAX645と35mm版のPENTAXのカメラに使えます。645用のレンズは35mm版に使えます。こういう風に書き出してみると、結構親切なメーカーに思えるのですが、意外とそのへんの評価は低いみたいだな。デジタルの時代になって、マイクロフォーサーズなんかでレンズ遊びの幅が増えた。でも一番安いPENTAXのデジイチ買って、マウントアダプターKをかませるだけでも相当遊べます。僕は試験的にしかやってないけどね。

これはKマウントの50mmF1.4を付けたところです。このレンズは物置でカビカビに成っていました。写真レンズ工房さんにKAマウントの28mmF2と一緒に修理に出したんですよ。28mmは修理不能で、2500円で引き取られました。この50mmはバルサム不良を起こしていましたが、レンズを剥離して分解清掃してもらいました。流石、PENTAX OBの集まりです。修理費用は安いけど、一般的には同じレンズを中古で探したほうが・・・このレンズは私の青春?ですからね。そういう事で納得しています。それにこんな古いものを修理してくれるって嬉しいじゃないの!!

こっちはSMC TAKUMAR 1:1.8/55です。ヤフオクでゲットしました。極上品ではないけど、俺が使うには充分なコンディションです。自動絞りが使えません。やっぱり実用というよりも、遊びの世界でしょう。

そのタクマーをD700に装着です。やっぱりPENTAXのカメラに付けた方がしっくりくるか?思い過ごしかな?

いずれにしても、K-xを買ったからやってみただけの事です。最新のカメラには、最新のレンズを!!

最後におまけとしてこの画像を載せます。K-xは単三電池四本で動きます。私はそこら辺に転がっているeneloopが使えるのでありがたい。

2010年10月16日(土曜日)の日記より。





CAMERAの項