OSXへ移行



いつ、OSXに移行するか?ずっと考えていたけどとりあえず決心はした。理由は色々あるが、Apple社の起動OSがすべてOSXに移行したことなどがあげられる。コードネームジャガーになってから安定してきたようだし、そろそろ移行時期かと考えだしたのだ。次の問題はどのように移行するかということ。デスクトップマシーンのPowerMacintoshG3/300はOSXに対応しているがちょいと苦しい。これは今後ともOS9.1で使い続けるつもり。もう一つは現在メインマシーンとして使っているPowerBookG4/400にOSXを載せる方法だ。ただしこれには少々手を加えなければならない。ハードディスクの容量が10Gしかないのだ。クラシック環境を全く無視できないので、別のパーテーションに0S9.xを入れなければならない。市場価格と相談した結果40G程度のハードディスクに換装することが望ましい。でも人間、物欲というものはある。いっそのことDUAL CPUになったPowerMacintoshG4/867を買い足そうかということになる。実際、宣教師と秋葉原に行き液晶モニタを含め物色してきた。入力ポートが二つある液晶モニタを購入しPowerMacintoshG3/300とPowerMacintoshG4/867をうまく使っていこうということになる。しかしこれはメモリの増設などを含めて30万円はくだらない。(-_-;)これが1月19日の話。そして今度は頭を冷やしたわけではないが、翌日一人で購入しに行く。

宣教師といったときによく見ておけばいいものを、モニタのことばかり気になりPowerMacintoshG4/837の事などはそっちのけであった。定番商品だし取り立ててみる必要もないと思ったのだ。ところがどの店にも在庫がない。おそらくモデルチェンジ前か、何かの事情で品薄なのだろう。縁がなかったと思い、PowerBookG4にOSXを載せることにした。今度は2.5インチハードディスクの物色に取り掛かる。この手の事は2CVに乗っている茅ケ崎のM氏に相談するのがいい。電話で相談してみると「少々予算はオーバーするがバッファが16Mある回転数が早いものがいい」とのこと。実際問題14000円程度で売っている2.5インチ40GハードディスクがM氏の推奨するものだと2万円近くする。先達の言うことは聞くものだと自分言い聞かせ約2万円払ってこのハードディスクを購入。同時に今まで使っていたハードディスクを外付けハードディスクとして使うための“箱”も購入した。


左:約2万円した2.5インチ40Gハードディスク。中:約6千円で購入FireWire接続の2.5インチハードディスクケース。右:PowerBookG4/400のハードディスクの交換作業。取説によればこのネジはプラスなのだが、見てみるとトルクスだった。奥戸商会まで車を走らせるために・・・

次はソフトの購入。当たり前だがOSXを購入。これといって必要なソフトもなかったがPhotoshop Element2.0を購入した。EGBRIDGEはヴァージョンアップができると思い購入しなかったがこれが失敗。とっくにヴァージョンアップの期限が切れたいたのだ。やむなく後日購入です。

自宅に戻り、作業に取り掛かる。まずはインストールの前にハードディスクの換装から始める。PowerBookG4/400の取説を見ると簡単に換装できるようだ。この取説の指示に従い作業に取り掛かるが問題が生じた。上の写真右にあるネジが取説ではプラスと書いてあるのだが、実際はトルクスが使われていた。こんな小さなサイズのトルクスは持っていない。奥戸商会に電話する。当然持っているわけでこんな便利な友達はいないと思う。まだ21:00を回ったばかりなので車を走らせ取りに行く。こんなことをしながら何とか換装完了です。

インストール自体はいたって簡単で問題なく終了。ただしクラシック環境というか別のパーテーションにOS9.2.2もインストールしもう一つ環境を作らなければならない。二度手間というか、これが大変であった。今現在問題点というか不明な点というか感じたことを独り言のようにつぶやきたい。

“先達の言うことは聞くものだ”と言い聞かせて買ったちょっと高級なハードディスクは大成功だった。とにかく起動が速い。OS9.2.2から立ち上げても早いのでOSのヴァージョンアップとは関係ないのでしょう。ハードディスクのおかげです。

EGBRIDGE13をインストールしたが前のヴァージョンからの辞書の引き継ぎがいまいちのようだ。差し支えないようだが辞書の引き継ぎが100%ではないようです。

AppleWorksのインストールがうまく行かない。OSXと同じパーテーションにOS9.2.2を入れてないせいか、インストールできない。クラシック環境のみの使用です。と、思っていたらAppleWorks6.0をOSXのハードディスクに強制的にインストールし、AppleWorks6.2.4のパッチを当てたらちゃんと起動します。これがコツだな。

CANON制のプリンタBJF100のプリンタドライバがOSXに対応していない。クラシック環境でのプリンタドライバの動かし方がまだよくわからん。勉強しなければ。

同じくCANON制のスキャナN656UはOSXにネイティブ対応している。ちょいと前のスキャナなのにうれしいではないか。しかしなぜか動かない。よくCANONホームページを読んでみるとPhotoShopElementa2.0かPhotoShop7.0がないと使えないらしい。なんかちょっと理不尽なようだがスキャナのドライバとはそんなもんらしい。(少なくともCANONの場合は)このスキャナの付属ドライバを見てみると、これに同胞されているPhotoShopの様なソフトと連動しているのだ。PhotoShopElementa2.0買って正解?かな?

Acrobat5.0も購入した。5.05のパッチを当てたがうまく作動しない。これもAppleWorksと同様の方法でインストールしたらなんなく作動。しかしOSXとPDFの関係はもう少し勉強せねばなるまい。

いまのところ思ったよりもクラシック環境は必要ないかな?そんな感じです。




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