デジイチの話2 D80ファーストインプレッション


物欲を抑制する事が出来ず?D80を購入。今回購入したものは、D80本体+バッテリーパック+予備バッテリー+シグマ28mmF1.8だ。もう一台ボディーが欲しいのとD80が魅力的だったので、こうなってしまったわけだ。そんなわけで取りあえずのファーストインプレッションです。

D80にバッテリーパックを付けると重いし大きい。こいつを付けると専用電池を1本入れても2本入れても使える上、単3電池6本でD80を起動する事が出来る。しかし、バッテリーの持ちに定評があるNIKONのカメラに必要だとは思わない。D50なんて俺の撮影サイクルでは、予備バッテリーさえも、いらないと思うくらいだ。じゃぁ〜何で買ったか?ひとつは立て位置用のレリーズが付いている事に理由がある。これは立て位置にした時に本当に便利だ。それと俺の大きな手だと、これくらい大きい方が横位置でも握りやすい。そんな理由です。ただし、本当に重くなるので非力な女性などには勧めないね。

レンズの方は、28mmの大口径レンズで明るいので気持ちが良い。ちょっとしか使っていないが、28mmと言う焦点距離は思ったよりも使いやすいね。35mm版(ライカ判)に換算すると42mmに相当する。このレンズが俺の標準レンズとなるかもね。

実は同じシグマの30mmF1.4というレンズの方が先に目に留まった。こいつはAPS-Cサイズ専用になる。ただし、レンズにモーターが付いているので、オートフォーカスはこちらの方が有利なのだろうか?比較していないので解らないけど、僕はあえて28mmF1.8の方を選んだ。30mmの方が設計も新しいし、こっちの方が良いかも知れない。でも、APS-Cサイズ専用という事で止めた。今現在ライカ判のCCDを搭載しているデジイチはごく僅かだ。しかもNIKONにはそのランナップがない。でも時期的な問題は別として、いずれはデジタルの世界もライカ判が主流になるだろう。1回の投資は安くないからね。将来を見据えて長く使えそうなものを買ったのです。本来ならボディー同様、Y○バシで購入するはずが中古品を購入しました。Y○バシに在庫がないどころか、メーカー在庫もないといわれたからです。ちょうど前々日に中古カメラ店巡りをした時に、このレンズを見つけたので、あればそいつを買おうと思って銀座に向かいましたよ。

この店はライカを中心に品揃えしており、流石銀座のカメラ屋さんと言った感じです。品物自体はまだ売れていなかったので、直接品物を見て簡単にチェック。まさに僕が買おうと思っていたシグマの現行モデルで、状態も良かったので即決です。26800円+2000円の中古フィルターを購入しました。

この時店員さんとちょっと話をしたのですが、岩本町の中古カメラ屋さん同様、シグマのようなレンズメーカーの物はちょっと評価が低いようですね。事実僕が「銀座ではシグマなんてあまり売れないんじゃないですか?」と探ってみると、「外人さんが買って行きますよ」との事。この手の中古カメラ屋さんに出入りするような人は、レンズメーカーのものは見向きもしないのかな?この28mmはF1.8という大口径なのでショーケースに入っていたのでしょう。元箱が無いとはいえ、他の商品よりも値付けは安いような気がするが、商売的な相場はこんなものなのか?僕は
レンズメーカーのレンズは好きだけどね。最後に店員さんが教えてくれたのだけど、ライカRシステムのズームレンズはシグマ製だそうです。

一旦家に戻り、散歩がてらに試し撮りをした。RAW+FINEモードで撮影です。D50同様PhotoshopElement4.0とBridgeというプレビューソフトを使って画像編集をしようとした。ところがRAWデータが開けない。PhotoshopElement4,0で開こうとしてもエラーがでるし、Bridgeでもプレビューしてくれない。Adobeのサイトで調べて見るとプラグインソフト(無料)をヴァージョンアップしなくてはいけないようだ。早速ダウンロードした。確かにPhotoshopElement4.0で、ファイルを開く事が出来る。しかし、Bridgeではプレビューしてくれない。しょうがないからAdobe DNG ConverterでRAWファイルの拡張子をDNGに変換した。これで、Bridgeでプレビューできましたよ。

とにかくRAWファイルと言う奴はなかなか手ごわい。D80もD50も拡張子は“.NEF”だ。しかしその中身は別物のようで、同じメーカーのカメラとはいえ、統一しづらいモノのようですね。それゆえにDNGという統一規格が出てきたのでしょうけど、扱う方は大変だ。

初日に気付いた事はこんなもんです。

2007年1月24日




CAMERAの項