交通安全?



2005年9月21日より秋の交通安全週間がスタートした。またかと思う。福島県からの帰り道、栃木県内のR4沿いにある警察署前で私はターゲットとされたのである。別に取り締まりではない。赤信号で引っ掛かり停車したら、地元のテレビカメラや、キャンペーン担当の人間が運転席のところまでやってきた。そして、よろしくお願いしますと言って、手渡されたものは・・・お米(これはありがたい。しかし微量)、通行手形、反射板キャンペーンのビラ、この三つである。もうこういう精神論的なキャンペーンはやめてくれ!!
とにかく日本人は節目節目で精神論を唱え、引き締めようとする。会社組織でも学校でも同じだ。何かDNAにでもすり込まれているかのように、心がけと称して精神論を唱える。太平洋戦争の時に竹槍でB29を落とす訓練をしたり、“欲しがりません勝つまでは”などの標語を唱えてきた時と、なんら変わらないのだ。一ドライバーとして交通安全は大切だと思う。なによりも事故をしない、誘発させないのが優秀なドライバーであると思う。普段からそれを心がけるのは当然であり、人それぞれの方法でそのくらいの心がけは行っているのである。(そうでない人間もいるかも知れないが)いい大人がその上心がけを促されるとね・・・少なくとも俺は嫌悪感を抱くのだ。

あんまり、けなしてばかりいるとこのサイトも秘密警察に摘発されるかも知らない。)^O^( だから言うわけではないが、反射板キャンペーンについて書いておきましょうか。

夜間の歩行中に反射板を身に付けましょうと言う事なのだが、これはいい事だと思う。夜間の歩行者は見えにくいからね。でも反射板キャンペーンと称して、公式サイトも立ち上げているが、いかにもお役所的。モニターなんかを募集しているが、こんなことは辞めた方がいいのでは?

もし警察関係者が、本気で反射板を普及させたいのならば、反射板自体を安価で簡単に手に入れられるようにして、コマーシャルでも打てばいいと思う。100円ショップやコンビニで買えるようにして、犬の散歩にいくような人が自然に身に付ける。そういう方向にはもって行けないのだろうか?予算組んで、コスプレまでして、地元のテレビ局も来て、あげくの果てに通行手形なんかを配る。それならば警察内で反射板を造り売ればいい。もし利益がでたならば、次の現実的な交通安全への予算に回せばいいじゃん。

最後に通行手形に書いてある内容を書きます。

通行手形 運転者 殿

右之者奥州街道往来際し吟味したる処交通三悪に非ずによって模範運転者と認め当関所の通行を許可するもの也

平成十七年九月吉日

奥州街道氏○交通関所


裏側はこんな感じ↓



解雇 酒酔い運転したる者

定職 無免許運転したるもの

減給 速度違反したるもの

下野国氏○地区奉行所

2005年9月23日





お仕事?トップへ