BX16V重症


話は2004年9月4日に始まる。エアコンのスイッチの交換を終えてキャロルから戻る時にエンジンルームから異音がした。この音自体は自然治癒というか原因が解らないまま、消えてしまう。一応、10月10日にキャロルに行くが、この時も異音自体はでないままであった。結果的にこの異音が全てを物語っていたのだが・・・

その後通勤等にもBXを使っていたが11月22日に具体的な症状が出た。アイドリングしなくなったのである。この日は何とかだましだまし帰ってきたが、14日の日曜日に即キャロルに持って行く。しかし到着まで何度もエンジンストップした。再始動出来ない事が何度もあり、関越自動車道練馬料金所でついに立ち往生。端に寄せてもらう羽目になる。それでも何とか再始動した。結局花園ICを下りたところで再始動しなくなり、キャロルの荒井さんに迎えに来てもらった。わずか数キロだが、代車のキャロルにけん引ロープで引っ張ってもらったのだ。後は任せるしかないしね・・・しかしピンクのキャロルが代車とは私もちょいと恥ずかしい。

その後何度が仕事の帰りに“はなもり”に行ったが、はなもり経由で事態はかなり深刻だと言われる。補機類関係ではなく、エンジン本体がいかれているようだ。後日キャロルから、正式にエンジン本体がいかれている事をいわれた。あ〜数十万円コースか!!普通なら廃車かもしれないが、気に入って乗っているし、直す事にした。それにしてもタイミングベルトが切れたわけでも無いのに、なぜエンジン本体が?現時点ではエンジン内部の部品に寿命が来て、この様になったのでは無いかとの事。いずれにしてもBXのエンジン本体がこういった壊れ方をした例はないようだ。年内に直るのか?

その代車に事件が起きた今日(12月5日)の未明は凄い風が吹いた。朝、駐車場に行くとピンクのキャロルのスポイラーがもげていたのである。後ろから突風が吹きもげたんだな・・・とほほ・・・

2004年12月5日


左:花園ICを下りた数キロのところで、ついに力尽きた。けん引ロープを用意して待機中。右:このピンクのキャロルにけん引してもらった。そして私の代車となったのである。

左:リアスポイラーがもげた跡が解る。前日の突風でこんなことになった。右:しっかりともげた跡がうかがえる。反対に止めておけばこんなことにはならなかったが、いつも通り止めた結果である。

集荷先がキャロルの目と鼻の先だったのでちょいと顔を出してみる。やはり相当重症な様で、年内は無理との事・・・それにしても不可解なのは、見た目ではバルブが折れていないとの事だ。下回りがいったとは考えられないともいう。どうしたもんかな。とにかく明確な理由が欲しい。手探り状態の部分もあるようで、大変だ。

2004年12月14日


現在の我がBXはこの様な状態にある。やはり、乗りたい時に乗れないのは寂しいものだ。もう12年も付き合っているのに飽きない。


ピンクのキャロルの車検が年内で切れると言うので、代車の交換に行ってきた。今度の代車もマツダキャロルだと言う。しかしどうも様子が違う。いわゆるレトロ調に見せた企画物で、飾りのラジエターグリルが付いている。その名もRayと言うらしい。ネットでちょこちょこ検索してみた。その結果どうやらこいつは光岡で作られている事も判明したのだ。なるほどね。おそらくキャロルはスズキ製であると思う。そしてそいつを光岡で改造?して売っているのか。いまだに光岡のラインナップに載っているから、現行モデルなのだろう。

この手のパイクカーも絶対自分に縁のないものだが、この様な形で一時的に乗る事になるとはね。ピンクのキャロルとは別の意味で恥ずかしさがある。まぁ〜平成9年式なので、クルマとしての状態はいいようだがね。この時代になると軽自動車も、衝突安全性やら何やらで相当重たい。燃費は悪そうである。年越しはこのクルマに決定です。

2004年12月19日


レイとはウーズレイのレイか?よく解らんがMITSUOKAのエンブレムが眩しい?このクルマで年越しが決定なので、ハリボテのラジエターグリルに正月用のお飾りも悪くないかな?

何とかBXのエンジンが治ったようなので取りに行く。久し振りに乗ったが、やっぱり俺のBX16Vはいい!!こんなに金がかかるのに手放さないのは、やはり気に入っているからです。ところがしばらくするとちょいとエンジンがぐずる。carolでも相当テストしてくれたようだがちょいと不安である。そこで今回は更なる熟成というか点検をお願いする事にした。今回は相当急かしてしまったしね。今度はゆっくりやってもらおう。今回、やった事は、結果としてはエンジンをバラして組直しただけなのだ。さて、どうなるか。
結局この日は乗っていった205に再び乗って帰ってきたのだが、その205がヴァージョンアップした。カーステレオがCD付きになったのである。本当はFM飛ばしのCDチェンジャーが欲しかったのだが、そんな時に限って適当なものが無い。結局はなもりさんが持っていた1DINサイズのCDプレイヤー内蔵のものを買って付けてもらいました。これだけでも足を運んだ価値ありだな。

2005年2月21日



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