ETCの事3



文句ばっかり言っているETC制度だが、本当にむかつく。料金検索や、割引制度の告知など、流石お役人仕事。庶民はお代官様の言う事を聞くしかない。時代劇じゃないけど町娘がお代官様に手込めにされても泣き寝入りしてきた。こういう制度も、泣き寝入りというのは大げさなのかもしれないけが、お役人様の言う通りでなければいけないのかね。使いづらい料金検索システムにきちんと告知すら出来ない公式ホームページ・・・今回は以下のことが気になった。

解りづらい事だらけのETCのシステムだけど、またひとつ、解りづらい事が出てきた。横横道路のETC割が始まる事は、保土ケ谷バイパスの横断幕で何となくは知っていた。しかし、道路公団のHPにそのような記載は無いし、料金検索してもETC割引は全く出てこないのである。検索の仕方も良くなかったのだろうけど、ネット上でも見つからないし、どうしたもんかと思った。
結局、104で横横道路の朝日奈料金所の電話番号を調べて問い合わせて見たのである。まずはこの朝日奈料金所の電話対応が親切であった事を言っておく。期待していなかったせいもあるが、明確で解りやすい説明であったのだ。

で、どういう事かというと横横道路のETC割は道路公団主導で行ってるのではなく、横浜市が社会実験という形で行っているというのだ。ま、どこでやっていようと関係ない。私は道路公団のHPに何のリンクもされていないし、ルート検索でも出てこない事を指摘した。しかしこんな事をいくら言っても、役人の縦割り社会が変わるわけではないので、どのサイトで見ればいいのか聞いて見たのだ。担当者は丁寧にURLを教えてくれた。どうやら横浜市のHP内にあるようだ。実は電話で問い合わせる前に、横浜市のHPは確認して見たが、トップページを見た瞬間“こりゃ見つからないな”と思ったくらいごちゃごちゃしているのである。このURLを直接入力して出てきたのがこれ↓

http://www.city.yokohama.jp/me/douro/hashira/yokoyoko.html

横浜市のHPトップから行くには各局のページのプルダウンメニューから道路局のページに飛んで行くようだ。

これで概要は解ったけど、何?この仕事は?公共期間がHPで情報を公開する以上、もう少し横の繋がり(この場合リ
ンク)を考えてもらいたもんです。


そしてこれに似たようなキャンペーンがもう一つあった。東京湾アクアライン利用促進キャンペーンなるものだ↓

http://www.pref.chiba.jp/syozoku/i_douro/topics/aqua_campaign.htm


R357の電光掲示板で知ったと思う。そして千葉県のホームページに詳しい事が書いてある事も何かで知った。ただり着いたのがここ↓

公立の小中学校が夏休みの間のキャンペーンのようです。そして、これは利用料金そのものを割り引くのではなく、アクアライン利用後、料金が還元されるというものらしい。その還元の条件というのが前払割引、大口・多頻度割引、又はマイレージサービスに登録しているETC車というもの。まぁ〜こっちは横横道路よりたどり着くのが早かったね。しかしこれも道路公団のホームページからリンクは無いようです。そしてこのアクアラインの割引というか、還元キャンペーンは二重の割引サービスである。アクアラインも社会実験とやらでETC車を対象に割引が行われている。平成14年7月19日から平成18年3月31日までの期間だが、そういえばそんな事をやっていたなと、今回の事で思い出した。安くしたのに、また安くする。ようは安くしても高いから利用者がいない。だからこういう事になるのだ。アクアラインはハマコーさんに買い取ってもらい民営化してみてはいかがかな?

2005年8月21日


訂正です。ETC社会実験の事は道路公団のHPよりリンクがありました。ただし料金検索には反映されていない事には変わりありませんけどね。私がよく確認しないのも良くないけど、料金検索には反映してもらいたい。

2005年8月28日




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