代車の話



今回の我が愛車の修理は、センターマフラーの交換、オルタネータの交換、プレッシャーレギュレーターの交換など諸々含めて10万円コースでした。絶対的な値段は高いけど、中古パーツを多用してやってくれるキャロルだからこの値段で済んでいるのだ。荒井さんに感謝!!

今回いつもと違うのは代車を借りたことです。5月11日に車を渡し、16日に引き取りに行くという短いサイクルだったのですが、どうしても車が必要であったのです。修理も良心的なので代車も5000円で貸してくれるというシステムなので安心して借りることが出来る。(一日5000円ではない。修理の期間5000円)それはともかく今日はこの代車のお話です。

車種はオートザムキャロル。バブル真っ盛りのときに、マツダが販売店を5チャンネル化して作ったオートザムブランドの軽自動車です。確かベースになったのは20年近く前のスズキアルトで、このシャーシをJRで広島に運び、あのかわいらしいというか、ちょっと恥ずかしいボディをマツダで乗っけたものです。

日本の工業製品に比べ、ちょっと緩い信頼性の車を足にしている私としては、安心して乗っていられる車でした。でもそんなことより、こんなもの乗っていたら運転はうまくならないし、危険ではないかと思いました。ちょっと極端な言い方かもしれないが、どんなにアクセルを踏み込んでも、どんなにブレーキを踏んでも、挙動感覚が同じというか無いのです。ハンドルはゲームセンターのドライヴィングゲームみたいだし、止まっていても走っていてもわからない(そんなことはないが)という印象を受けました。高速に乗って飛ばしてもうるさくなるだけです。パワーがないとかいう問題ではなくて、ちゃんとドライバーにスピードが出ていることを自覚させろよ!!といいたくなります。

今回短い期間ではありましたが、こういう車に乗るとウインカーを出さないで車線変更する人間の感覚が、少し理解できました。運転していても何も考えなくなるのでしょう。車好き、運転好きだから思うのかもしれませんが、車を運転する以上それを意識する感覚が麻痺するというのは問題だとおもいます。

いい勉強になったのだ!!




車両部トップへ