その二十五 一応まとめ? |
今回の、合宿でのまとめを書きたいと思います。まず教習所そのモノについて。合宿免許という形をとったのは今回が初めてなので、比較のしようがない。主観で書くしかないな。 ここまで書いて思ったのだが、なんかネガティブなことはないのかと考えた。別にこの教習所から金をもらっているわけではないが、文句を付けたくなるようなことはなかったな。私の性格を知っている人なら解るけど、納得のいかないことは堂々と書くからね。 |
なんら知らんけど、とにかく普通車以外の車両が多かった。大型車は今話題のFUSOは一台。他は全部日野でした。真ん中の写真は無線車。所内だけなので、ナンバーはついていない。全部で10台くらいあったんじゃないかな?右の写真は大型特殊車両となる。これが4台あった。 |
では教習そのものについて書く。誤解していただきたくないのは、これは教習所に対しての文句や評価じゃない。この制度に対する、メリットとデメリットと思ってもらいたい。 1.合宿にすることのメリット 一番は、ちゃんと実技教習が受けられるということじゃないでしょうか?私のようにオーバーしなければ、予定通りに帰れる。反対に予定よりもオーバしても、ちゃんとそれに見合った技能教習の予定を組んでくれるのである。通常8:50の教習が一番早く、18:45からの教習が最終だ。しかし、教習全体が詰まってくると、7:50からの乗車と19:45の乗車も組んで技能教習が受けられる。私がいる間はピークから、外れていたが、二種免許関係の人は、この早出残業的な教習を受けていたようだ。様は二種を担当できる教官の数は限られているし、大型二種になると車両も限られてくる。おのずと一日に技能教習を受けられる人数も限られてくるわけです。そしてけん引なんて、やっているところ少ないし、教習車が二台あるところも少ない。これを通いで受けると、いくら失業中の身であっても、時間的な制約が多すぎるのだ。 3.大型教習について これはほとんどの人が、教習時間をオーバーする人がいないらしい。そりゃそうだろ!!4t車に毛の生えたようなクルマで、教習するのだ。検定に落ちるとしたら、他車の見落としか何かで走行妨害でも取られなければあり得ない。教習も検定も緊張感のみの問題だな。 改めて思ったことは、この教習車で卒業して大型自動車に乗ることよりも、普通免許を取った瞬間、4t車に乗れることの方が問題ありと思う。いずれ大型免許も細分化されるようなので、普通免許で乗車できるのは2t車くらいまでにしたほうがいいのではないかと思う。しかし、普通免許で4t車を乗り、仕事をしている人はたまらんだろうな。この辺の既得権はどうなるのだろうか? 4.けん引教習について 散々ぼやいてきたが、私には難しいものであった。試験日の関係で、必要以上に教習をあてがってもらった。私の中では3〜4時間オーバーでとれたと思う。けん引の運転が経験のない場合は、5時間程度オーバーするつもりで、教習所に行ったほうがいいと思います。反対に農耕者やキャンピングカーを引いている人なんかは、退屈な教習だと思います。技術的な難易度は大型の比じゃないのに、何で教習時間は12時間しかないのだろうか?おそらくけん引免許というのは、限定解除の発想だからでしょう。実際に教習簿に牽引(限定解除)と書いてある。 どういう意味か?けん引免許とは元々持っている免許に付随するものである。(らしい)総重量が750kg未満の車両(キャンピングカー等)ならばけん引免許がなくても、けん引して運転することが出来る。これ以上大きなものを普通自動車でけん引しようと思えば、けん引免許が必要な訳です。(最近はライトトレーラー限定というものがあるらしいが)普通免許しか持っていなくとも、大型規格の車両で教習を受けたり、試験場で試験を受ければ、けん引免許取得となるわけです。なぜ大型規格の車両で教習を受けたり、試験を受けたりするかといえば、どこへ行ってもそれしかないからです。(2004年6月の時点で私が調べた範囲) でも実際けん引免許のほとんどが、大型トレーラーの運転に必要だから取得しているのではないかな?統計的なことは解らないが、印象としてはけん引免許=大型トレーラーと想像できる。いまだに私はそう思っているし、大型トレーラーを運転しなければ、一生使うことはないんじゃないかな? でも、教習所を出たからといって、トレーラーを運転できるわけではない。それなりに養成してくれるところに入社しなければ無理だろう。普通車とって行きなり乗用車を乗り回すよりもはるかに危険だ。 |
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