デジイチの話4


デジイチの話4


デジイチの話3をアップした後に、D80とD40の最新のファームウェアの公開を知った。自分で行なうファームウェアの更新は初めてなので、入念にチェックしてみる。でも俺の個体はすでに最新のものになっており、更新の必要はない。ちょっと残念だ。後学のために更新の方法を調べて見ると、USBケーブルでMacとカメラを接続する方法と、D80でフォーマットしたSDカードを使う方法があった。SDカードの方法を俺は調べて見たが、さほど難しくないようだね。SDカードに最新のファームウェアのファイルをコピーして、そいつをD80に差し込む。後はカメラ本体で操作すればいいようだね。次にファームウェアの更新があったらやってみましょう。

デジイチの話2でちょいと書いたけど、28mmレンズの話。それまでの僕のデジイチ標準レンズは、タムロンの18-200だった。銀塩の時代はズームレンズをほとんど使わなかったけど、デジタルの時代になってそういう考えも捨てた。そしてD50購入時に散々迷ったあげく購入したのがこのタムロンの18-200なのである。ちょいと、“暗い”事以外は何の不安もない。あちこちで評価の高いレンズで、それに異論もない。使い方としては18mm.35mm.56mm付近を多用していた。予想通りである。35mm版に換算すれば27mm.52mm.85mmってなところです。ところがこれに加えて、30mm付近(35mm版で45mm付近)を使いはじめたのである。自然と使いはじめた領域なので、反対にこの付近に固定して使ってみた。すると結構気持ちがいい。元々単焦点が好きな俺としては、“明るい単玉”というキーワードが頭から離れなくなかったのである。

そこで一番最初に目に飛び込んだのが、シグマ30mmF1.4だ。インプレスのホームページでD40の長期テストレポートをやっている。その4回目に出てきたのだけど、これはいいと思った。レンズ側にAFモーターも付いているし、こいつに決定かな?とも思ったのである。しかし、結果的に買わなかった。理由は単純でこのレンズがAPS-C専用設計だったからです。この先、銀塩写真をやるかと言われれば、可能性は低い。しかし、デジイチの世界でも最終的に35mm判になると思っている。そうなった時にこのレンズは使えないのである。何年先になるかは解らないけど、レンズなんてモノは10年経っても使えるはずだ。何万円も投資するのだから、極力35mm版のレンズを購入したいのである。

そしてこの焦点距離に準ずるものと言ったら28mmだ。新品中古を問わず沢山ある。まずは純正品から見てみると、NIKONの28mmはF2.8しかない。銀塩時代はペンタックスを使っていてF2というものであった。ペンタックスに限らずどこのメーカーでもF2クラスはあったと思う。NIKONの生産終了の製品で調べて見たら、28mmF1.4というモノがあった。凄く明るいけど、値段も凄い!上代で249900円となっている。中古屋さんで聞いて見たけど、まず出てこないし、あっても20万円以上だと言う。非現実的だね。中古品も含めて28mmF2.8もいいけど(値段がこなれている)どうしてももう少し明るいものが欲しかった。それを考えるとシグマの28mmF1.8となるわけです。結果、デジイチの話2で書いたように新品在庫がなかった為、中古品を購入したわけです。

使ってみてはどうか?結果、俺の標準レンズになった思う。使いやすい焦点距離です。20センチまで寄れるので、凄く便利だ。もちろん、マクロレンズではないのだけど、ここまで寄れるとマクロレンズの出番は少なくなるのだ。

↑これよりもまだ寄れる。左側の花に対してもう5センチくらいは行けるね。標準レンズとして使っているものが、ここまで寄れれば充分だ。ちなみにF5.6で撮影。シャッタースピードはオートで1/60だ。

↑こっちもF5.6で撮影シャッターはオートで1/100です。どっちの写真も探偵基準の圧縮をしてあるのであくまでも参考程度にしてください。大きな画像も載せません。2枚ともカメラはD80です。

F1.8という明るさのレンズを使うのも久し振りです。デジタルから始めた人も、俺みたいにデジタルになって戻ってきた人にもお勧め出来ます。




CAMERAの項