その二十三 卒業


その二十三 卒業


いよいよ、けん引の卒業検定である。例によって8:30より朝礼である。その後、課題説明が有り、10:00から実際に乗車して検定の開始だ。この日けん引の卒業検定を受ける人は3人。大特の受験生2人と同じ班で検定を受けることになった。私の受験番号は2番だが、大特の人から始めるため4番目の受験だ。内容はと言うと、ウインカーを出したのだが戻ってしまい、それを再度出すのを忘れてしまった。結構大きな減点だったと思うが、結果は合格。晴れて卒業の身となったのである。

この後、事務手続きに移るのだが、ラッキーなことがあった。前の日の説明では、一泊分丸々個室の料金を払わなければいけないと説明を受けた。(5775円)ところが、この日支払の手続きをしてみると、何と個室の差額分1575円でいいという。何だかよく解らんが得した気分です。一応、本来の規定を振り返ると、最初から規定日数+3泊分は保証されている。でも私は、個室を利用したのでこの3泊分の個室使用料1575円も取られるはずだ。おまけにオーバーステイしたのは4泊だから一泊5775円の個室使用料も取られてしかるべきです。何でも複数教習なので、このような特典があったらしい。これとは反対に交通費を支給されるのだが、これが5040円でした。東京-西那須野間の普通乗車券は片道2700円だから往復分にちょいと届かない。これもこの教習の場合の限度額だそうだ。別に不満はない。ところが某所から来ていた輩が不満そうに職員に嫌みを言っていた。教習料金を考えれば、これ以上何か出るとも思えないのだが、自分の都合なのだろう、赤字だとぼやいていた。

さらにその後、卒業式と証し卒業証明書をもらい細々とした説明を受けて解散。空き時間に神奈川県より大特を取りに来たおじさんからウンチクを聞く。神奈川県の運転免許センターは二俣川に一ヶ所しかない。あれだけの人口がいて恐ろしいことだが事実だ。そしてこのおじさんが言うには、複数の免許を書き換えで申請するときにテクニックがいるそうだ。そうでないと、一回づつ申請しに行く羽目になるという。もしこれが本当だとしたら、神奈川県の免許センターのシステムって相当前時代的だと思う。千葉に関しては次のページで説明するとしよう。

18泊19日長かったなぁ〜記念すべき6月2日?



最後の最後まで食堂に世話になった。朝と昼を食べて、おしまい。感謝しております。そして一番左にある名札を帰して卒業したのである。

2004年6月3日