その四 入所


とりあえず入所完了。集合時間より早く着いて受付に行くと、所定の手続きをすませた。視力検査も先にやってくれたのだが、これが裸眼でパス。とりあえず眼鏡のお世話にはならなかった。しかし、深視力にはちょいと疑問。最初全く分からなかった。あっている所を一回見せてもらい、再度試すとこれがどんぴしゃり。私の視力を測ってくれたお姉ちゃんは「ほとんど誤差がないですよ」とちょいとびっくりしていた。そんな調子だからこの時、実技で眼鏡の必要性を感じるとは思わなかったのである。

部屋で待機時間があった後、入所に当たっての説明があった。一応入所式か?ただし二人だけですけど。設備の説明なんかが簡単にあったが、とにかく貴重品の取り扱いには注意するようにとのことであった。信じられない人間も来ているとのこと。どんな御機嫌さんがいるのであろうか?不安でもあり、楽しみでもありです。そしていちばん驚いたことは学科教習が一時間たりともないとのことだ。すると、実技は一日二時間しか乗れないわだから、それ以外はただ単に暇である。例外的というか、ある程度進むと3時間乗れる日も出てくるらしいが、それ以外は何をしていたらいいのだろうか?明日は適性検査もあるから3時間潰れるがそれだって、3時間である。(-_-;)

じゃぁ〜何やって時間潰すか?学科もないんじゃ、ここのネタにも事欠くな。とりあえず私の場合、個室を押さえておいた。一泊あたり1575円余計にかかるが、訳分からんチンの奴と相部屋というのはいやだ。とにかくこの選択は正解だ。こんなに空き時間があって、相部屋じゃぁなぁ〜・・・幸いなことにネット回線が個室の場合はついている。ケーブルテレビか?光ファイバーか?しらんが、3Mb~8Mbくらいの速度は出ているようだ。LANケーブルを受付で借りて(預かり金1000円取られた。もちろん返してくれるが)接続を済ませれば、家にいるのと変わりないのである。これはラッキーだ。ネットサーフィンで時間潰すかな。
そしていよいよ実技教習の開始です。教習スケジュールの都合らしいが、いきなりけん引からスタートです。最初だからぎこちないし、脱輪なんて言う間抜けなこともした。そして何よりも真っ直ぐバック出来ない。簡単だとは思っていなかったが、これほどとはね。この調子で行くと規定時間内で取れないかもしれない。のっけから情けない話であるが、自信喪失である。ただ言いわけするわけではないが、このバックの時に眼鏡の必要性を感じた。運転席側の窓から首を出し、後ろを見る。センターライン沿ってバックするのだが、トレーラー最後部の荷台のラインと道路のセンターラインのピントが合わない。これはいかん!!
ま、私のセンスのなさも多分にあるわけで、目の悪さのせいにするつもりはないが、明日から眼鏡かけていきます。あ、それから毎日朝礼が8:30からあるらしい。ここで教習手帳をわたされ、その日の乗車時間が指定されるというのだ。まさに学校行事である。

左のカレーライスは、本日の夕食。ここに来て初めて出される食事だ。こいつも学食と思えばいいのだろうか?少なくとも、一日三食出るわけでこの画像は提供できるな。一日目はそんなところです。

2004年5月16日